どうも、はりーです。
「BitMEXでビットコインFXをしようと思い立ちZaifでビットコインを購入したまではよかったものの、出金(BitMEX口座への送金)にめちゃくちゃ時間がかかりました。」
「特に出金の申請をしてから「出金準備中」のステータスがなかなか変わらずヤキモキすることに。本記事では「出金準備中」からなかなか先に進まない場合の対処法について解説したいと思います。」
という感じで「ビットコインの送金にどれだけ時間かかるねん」という記事を投稿しようと思って記事を書いていたのですが、事態は想像以上に深刻でした。
なんとZaifさんハッキング被害に合いビットコインが外部に流出したとのこと。何でこのタイミング。。。さくっとビットコイン入手してサクッとBitMEXに送金したかっただけなんだが。いやはやガチで最初の取引所選びに失敗したぞ。
仮想通貨デビューに流出騒動が直撃という笑えない事態に。。。
とりあえずそんなことになってしまったので、本記事にはZaifのビットコイン流出騒動の経緯や無事送金はできるのかといったことをZaifの利用ユーザ視点で書いていきたいと思います。
目次
1.Zaif:2018年9月17日にサーバ障害によりBTC入出金停止と発表
2.Zaif:2018年9月20日2時14分ハッキング被害と、仮想通貨の外部流出を発表
3.復旧完了:続報待ち
4.まとめ
Zaif:2018/9/17にサーバ障害によりBTC入出金停止と発表
Zaifのいち利用ユーザとして今回の流出騒動の経緯を追っていきたいます。
そもそも僕の場合は9/14にBitMex口座へのビットコイン送金を申請したのですが、出金準備中から一向にステータスが変わりませんでした。

この時点では「初めて使用されるアドレス宛の出金につきましては、不正防止の観点から一時停止させて頂いております。」というところに引っかかって送金できないんだなと思っていました。

初めて使用されるアドレス宛の出金につきましては、不正防止の観点から一時停止させて頂いております。
出金エラーになっている送金につきましては、お手数おかけしますが確認のためサポートへ連絡を行ってくださいますようお願いします。
なので、とりあえず「出金処理を進めてくれ」ということサポートに問い合わせ。

「Zaifのサポートは評判悪いみたいだし時間かかるんだろうなぁ」と思い気長に待っていたのですが申請から3日後にステータスが「出金準備中」から「出金処理中にエラーが発生しました、サポートへ連絡してください」に変わりました。2018年9月17日のことですね。
とりあえず追加で問い合わせを送信。単刀直入に出金すれるにはどうすればいいんだと聞いています。
(回答にどれくらい時間がかかるのやら)
などと考えていたらZaifでサーバ障害とのこと。
現在、BTCとMONAの入出金がサーバ障害により、停止しております。復旧に向け調査中です。入出金をお控えいただけますようよろしくお願いいたします。ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) September 17, 2018
【続報】現在、BTCとMONAに加え、BCHの入出金がサーバ障害により停止しております。復旧に向け調査中です。入出金をお控えいただけますようよろしくお願いいたします。
またZaifPaymentによる決済も停止しております。ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) September 17, 2018
「仮想通貨界隈はサーバ障害で長時間入出金が停止するくらいは許容されるんか。管理が甘すぎなのでは?」くらいに考えてました。
その後もしばらく外部流出については特に発表はありませんでした。
【仮想通貨入出金障害の続報】
現在BTC,MONA,BCHの入出金を一時停止しております。引き続き障害対応中ですが、お客様の資産の安全を確認いたしましたことをご報告いたします。復旧については1~2営業日中に完了する予定です。ご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) September 18, 2018
【仮想通貨入出金障害の続報】
Zaifで取り扱っている、以下のカウンターパーティトークンについても同様に出金が停止しております。
ZAIF/XCP/BCY/SJCX/FSCC/PEPECASH/CICC/NCXC
お客様にはご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) September 18, 2018
Zaif:2018年9月20日2時15分ハッキング被害と、仮想通貨の外部流出を発表
そして2018年9月20日2時15分ついに発表がありました。
【重要】現在発生している仮想通貨の入出金停止に関する経緯と今後の対応について、当社のプレスリリースより詳細をご報告しておりますので、ご一読をお願いいたします。https://t.co/Foy9Me6K0v
— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) September 19, 2018
要約すると
①ハッキング被害の経緯
平成30年9月14日17時頃から19時頃までの間、外部からの不正アクセスが行われ、当該ホットウォレットで管理している仮想通貨(BTC、MONA、BCH)が不正に送金された。
②ハッキング被害により弊社に生じた損失
ハッキング被害により失ったビットコインの数量は「5966」(日本円で67億円相当)。
③ハッキング被害によるお客様の資産に与える影響
消失した約67億円相当の仮想通貨のうち、Zaifの固有の資産は約22億円相当であり、顧客の預かり資産に相当する仮想通貨は約45億円。
外部からの不正アクセスが行われたのが9月14日17時頃~19時頃までの間とのこと。ちなみに私がビットコインの送金依頼をしたのは9月14日20時半頃。
。。。
なんて神がかり的なタイミング。
で気になるのが私のビットコインはどうなっちゃうのという事。
これについても同時に発表がありました。
要約すると
①お客様の資産等に関する支援の要請
株式会社フィスコのグループ企業である株式会社フィスコデジタルアセットグループの子会社を通じて、50億円を提供する金融支援を検討する内容とする基本契約を締結。
②仮想通貨の入出金
仮想通貨の入出金の再開は、システムの安全性が確認されることが前提。現時点では、再開の年月日を具体的に発表することはできない。
③顧客の資産について
株式会社フィスコデジタルアセットグループの子会社との間では、今月下旬には資金の提供が実行されることを前提として準備・交渉を進めている。
提供を受けた資金により、消失した仮想通貨を調達し、顧客の資産に被害が及ばないように準備を行う予定。
ということで顧客資産をどうするのかの検討はしかっかりしていたみたいですね。1週間でここまで話を進めていることについては評価できるのかな?
ただ仮想通貨の入出金は当分できないと考えていたほうがよさそうですね。今月中に復旧するといいのですが。。。
復旧完了:続報待ち
復旧したら追記よていです。
まとめ
いやはや仮想通貨デビューでいきなり流出騒動に巻き込まれるとは、ついてない。
仮想通貨取引所を選ぶ際は「手数料」等わかりやすい部分にとらわれず、「サポートが充実しているか」「システムの品質は高いか」等総合的に判断する必要があるなと思いました。
日本の業者だから大丈夫だろうというのは通用しないですね。
今回の件でますます金融庁の監視は厳しくなっていくのでしょうが、いい方向に転ぶといいですね。海外業者の注意喚起してる場合じゃないですよ、金融庁さん。
とりあえず続報を待ちたいと思います。
(私自身海外FX業者愛用者なのですが、どこかにおすすめの海外仮想通貨業者はないんだろうか。仮想通貨に限っては国内業者ボロボロですね。)